ねずみの駆除

ねずみを捕まえる檻式の罠があります。初めての一匹目であれば比較的簡単に捕まえられるかもしれません。

捕まえたねずみをどうするかは考えなければなりません。ねずみ駆除のためには殺すことが一番なのですが、檻の中でおとなしくしている分にはかわいいものだからです。

ねずみはなぜ駆除しなければならないかを考えてみましょう。ねずみは繁殖力が強く、あっというまに子沢山になります。増えるだけならまだいいのですが、ねずみは病原菌を持っていることが多いのです。寄生虫などがいることもあります。

ねずみを捕まえたとしても、素手で触ることはやめた方がよいでしょう。糞などもけっして触ってはいけません。

ねずみの駆除を真剣に考えるのであれば、捕まえたねずみを殺してしまうことが一番です。ねずみを殺すことに躊躇するのであれば、罠のタイプではなく、ねずみが住みにくいような環境にすることがよいでしょう。

超音波や電磁波を使ったねずみ駆除装置があります。ねずみの嫌いな音を出して、ねずみを家から追い出してしまうのです。

もちろん、出て行ったねずみはよその家に行くかもしれませんが、それは仕方のないことだと割り切りましょう。

ねずみは年に4、5回子供を産みます。子供は数カ月で生殖能力を持ちますから、何もしなければ一年で大変な数になるのです。

ねずみが棲みつく環境はまず食べ物があるところです。食べた後のゴミなどはきちんと片づけておくことが大事です。清潔にしていれば、ねずみは住まなくなるものです。

古い家であれば、屋根裏などがどのようになっているかわかりませんから、駆除を考えるべきでしょう。